介護の価値を高めるために
先日、「老健生産性向上委員会」をスタートさせました。
介護現場においては「人材の確保と定着」「介護サービスの質の向上」「地域の福祉を護る」などの課題をどのように具現化するのか、これには一人ひとりが現場の課題を検証し、そのうえでDX(情報通信技術)を活用した効率的な業務オペレーションに取り組んでいくことが重要な手段だと考えています。
この取り組みが最適化された質の高い介護につながり、利用者・家族さまに〝自分らしい生活〟を実感していただければと思います。
同時に職員には働きやすさ・働き甲斐を見出してもらうことにつながると考えています。
もはや業務遂行に欠くことができない〝改革〟です。

🙏地域の方々に支えられて
🏫南砺福野校「福志式」に出席しました
🌻この夏を振り返って
理事長就任にあたって
この度は再び理事長の職を担うことになり心からの感謝と同時にその責任の重さを痛感しております。
初めてこの職を拝命したとき以上に現在は厳しい運営環境であることは間違い無く、正直いささか不安がよぎるところです。
人材の不足、物価高、エネルギー価格の高騰などは経営を直撃します。しかしながらどうしたら皆さんが安心して暮らしていけるか、どうしたら幸せな人生を送ることができるかということを職員とともに考え実行することこそ、地域の信頼につながり、それが経営につながり、未来につながると信じています。
皆様にはどうぞご理解いただき、引き続き格別のご支援ご指導賜りますようお願い申しあげます。

🌷民生委員・児童委員さんに感謝
🌷新たな仲間たち
当法人にとって初めての特定技能外国人の方2名を正職員として採用しました。
ミャンマーの政情はとても不安で、しかも大地震もあり、なかなか出国が困難らしかったのですがようやく来日に漕ぎ着けてくれました。
内政に干渉する気は全くありませんがやはり平和の有り難さや大災害が無いことがいかに幸せなことかしみじみ感じたところです。
同時に彼女たちの介護職員としての深い決意を胸に、ご家族や友達との別れの辛さを思うと、毎日楽しく働き、楽しい日常生活を送ってほしいと願うばかりです。そして何よりも全てにベストを尽くしてほしいと思います。
私たち職員は全力でサポートしてまいります。

🌸新規採用、異動辞令交付、永年勤続表彰
🌸新年度に向けての取り組み
㊗️ケアポートみまき開所30周年
🎎ゆずの木運営推進会議を開催
⛩️一人ひとりの思いを受け止めたい
🌅利用者ファーストで人も地域も支えたい
🌅あけましておめでとうございます。
人生100年時代を迎え、ますます老後の生活への関心が高まって来ています。やはり年齢を重ねるとともに健康面への不安が多いようですが、たとえば慢性疾患を患っていても生活機能が維持できていればどこでも自立した生活が送れ、人とのつながりがあれば心の安定や安心感を保ち、頑張ろうという気持ちになれるのではないでしょうか。
私たちは利用者ファーストで「いつまでも自分らしくありたい」という気持ちを大切にし、一人ひとりが尊重され、いきいきと幸せを実感できるよう日々対人援助を行っています。本年もこの思いを込めて取り組んでまいりますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
(写真は入所されている方がお書きになった年賀状です)

🍁秋の祭典をみんなで楽しむ😊
これから寒い時期を迎え、インフルエンザ、コロナ感染の懸念はあるものの、当施設では5年ぶりに「秋の祭典」を行いました。
現在も面会は一定の場所で限られた時間内となっており、外部からの接触はほぼない状態が続いていますが久しぶりに熱気であふれていました。
利用者様はそれぞれ生きがいを持って自分の人生を精一杯頑張ってこられ方々ばかりですが、芸能を通して皆さんが感動し、自分らしさを見出し、それがすばらしく価値のあることだと痛感しました。
なぜなら「楽しかった時を振り返ることができた」「活力が湧いてきた」「生きていてよかった」との声があったからです。


私たちはどこで生活されていようとも「幸せを実感してもらえる介護(ウェルビーイング)」に誇りを持っています。
✨✨介護の未来は✨✨
私たちは対人援助サービスを通して人の暮らしに深く関わり、生活の質に深く関与する使命感を持たなければならないことは言うまでもありません。今後さらにロボットやICT(情報通信技術)などの導入が進むにつれ、感情を持つ人間でなければできないケアがますます重要になってきます。
今、南砺福野高校から介護実習生のみなさんを受け入れています。彼女たちの素直な心と柔軟な発想を目の当たりにして思うことは、将来、現場で学んだ介護という仕事が必ずや人を幸せにするすばらしい職業であることに誇りをもち、100年先につながる介護の新しいスタンダード(基準、価値)への道筋を築いていく希望のヒカリに見えました。

✨南砺福野高校福志式✨
南砺福野高校福祉科2年生が次の実習ステップへの自覚と目的を再認識し決意を示す「福志式」が行われ、出席する機会を得ました。
3年生からの励ましの言葉、2年生の誓いの言葉はいずれも当事者に寄り添った視点で述べられとても感激しました。
さらに全員がキラキラ輝いて見えその熱量に圧倒されました。
私たちの施設でも同校の生徒さんの実習を受け入れていますが素直で向上心があり大きく成長してくれると願っています。
ちなみに同校は介護福祉士試験に7年連続で全員が合格しており輝かしい実績を誇っています。
生徒さんには安心して暮らせる地域づくりを担い、大いに活躍してくれる姿を想像しています。

🍋「ゆずの木」開所15周年によせて
地域に寄り添ったデイサービスを提供するためにと意気込んで開所したのは15年前でした。
この間、地域の皆様には大変お世話になり心から感謝申し上げます。
「ゆずの木」は小規模(定員15名)通所介護施設として、お一人おひとりに向き合う姿勢を最も大切に運営してまいりました。
例えばその場で調理する温かい心のこもった食事の提供、楽しいゲームや語らいの時間を通してその人の生活が充実したものになるよう日々努めております。
これからもこの方針は揺らぐことなく、住み慣れた地域で自分らしく安心して暮らし続けられるよう、さらには幸せを実感してもらえるようサポートしてまいります。引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
(写真は令和5年3月・種田保育園とのお別れ会)

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💪「健康宣言」をしました!
🌷〝自分発見!〟〝仲間発見!〟
🎈夢の貯金箱?
💙社会に学ぶ「14歳の挑戦」
高齢者保健福祉計画について
砺波市では令和8年度までの「高齢者保健福祉計画」を定めました。私は策定委員会として関わりましたが、ケアポートの立ち位置について所感を述べさせていただきます。 人生100年時代と言われるなか、私たちケアポートはどんな役割を果たしていかなければならないのか。
そう考える時、高齢者の皆さまの意思を尊重し、どこで誰とどんなサービスで支えていくか、そして幸福感を得られるようにどう支えていくか。その基本はケアポート創立の精神である〝尊厳重視〟という理念、すなわち生命・生活が尊重される価値あるケアにおいてほかにないと考ます。
職員個々のスキルやチームワークはもちろん重要ですが、利用者さまには「自分らしい人生を歩んでほしい」と思い描くことこそ〝ケアポート流介護〟の精神であり、住み慣れた地域にいつまでも安心な暮らしを支えることができると思っています。
新しい計画策定に際し気持ちを新たにしたところです。
🍀まちなかをきれいに
✨働き方改革と生産性の向上とは?
介護職、看護職は高齢者にとって無くてはならない職業にもかかわらず、人材不足が深刻になってきており、これからさらに加速すると言われております。
私たちも、今まで経験したことのない超高齢化社会を迎え、職員の処遇改善をはじめ、働く環境の整備、仕事の見える化・効率化、他職種連携など大きな課題を抱えています。
これらに正面から向き合う具体的な方策を検討するため「働き方改革・生産性向上委員会」を立ち上げました。
働きやすい職場環境づくりこそ、人材の確保、モチベーションアップ、利用者さまへの質の高いサービスにつながり、ひいては安定した経営を生み出す好循環であると考えております。
ご理解・ご支援の程よろしくお願いいたします。

🌸永年勤続表彰式・定期辞令交付式
被災を乗り越え新たな歩み
家族がそろった元日。その平穏な時間を突然襲った能登半島地震。
倒壊した建物やがれきの多くはいまだに手付かずのまま残されており、復旧・復興への道は険しくとても心が痛みます。またこの地域は高齢者が多いことから医療・介護におけるさまざまな課題が浮き彫りになっています。
そんななか3週間前に輪島市で被災された高齢者の方1名が入所されました。火災で住み慣れた家を失ったご家族は、これからどう生活していけばいいのか悩み続けられましたが、高齢の母親だけでも安心して暮らせるようにとケアポートへの入所を希望されたものです。生活環境は変わりましたが日々リハビリに励まれ、以前と同様お元気に過ごされています。
私たちは少しでも社会のお役に立ちたいという気持ちはもちろん、災害に対する対処を怠らないようにとあらためて心に刻んだところです。

能登半島地震の対応と状況について
年明けを襲った震災から2週間あまり経ちましたが、被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
まずは入所者さまがお変わりなく過ごされていることをご報告申し上げます。
当施設においては地震直後に館内のガラスが一部破損しましたがそのほかの被害はありませんでした。
職員においては何よりも安全を最優先し、利用者さまに落ち着いて対処したことが早い段階で安心して日常生活に戻ることが出来た要因と受け止めております。
被災地ではいまだに余震が続いておりますが一日も早い道路、水道などライフラインの復旧、孤立集落への対応、避難された方々の医療や健康支援、心のケアなど数多くの課題を抱えております。
私たちも県を通して被災地における入所者の皆さまを受け入れの準備を整えております。さらにまだまだ出来ることはあると考えています。
遅くなりましたが1月17日現在の近況報告とさせていただきます。

🌷4年ぶりにワクワク
ごあいさつ
6月29日開催の第2回理事会において、理事の皆様のご推挙により再び理事長という重責を担うことになりました。
改めてその責任の重さを痛感しております。
どのような心構えで臨むのか、それはシンプルで「地域の方々が幸せな生活を送れるよう.自分らしい人生を全うしてもらえるよう」サポートさせていただくという一言に尽きます。
そのために「経営の安定」「人材育成」「地域との共生」を柱に進めてまいります。
先人が築かれた理念「尊厳の保持」は揺らぐことなく、地域の皆さまから信頼されるケアポートとして職員と共に歩む決意を新たにしております。
皆さまにおかれましては、何卒一層のご理解を賜りますようお願い申し上げます。

🏥40年の重み 〜庄川町赤十字奉仕団〜
庄川町赤十字奉仕団設立40周年記念式典に出席させていただきました。
世界ではトルコ地震、国内では珠洲市周辺を襲った地震など、災害は人々の暮らしを直撃します。その際に多くのボランティアさんが活躍されたことはご承知の通りです。
庄川町赤十字奉仕団さんは人々を博愛の精神をもちボランティア活動を行なっていらっしゃいます。今回、感謝状受賞者はなんと43名もいらっしいました。
当施設においては現在はコロナの影響で休止していますが、「予防ひろば」のサポート、施設敷地内の除草に協力していただいております。
私たちも団員の皆さまの思いを受け止めながら地域の安心・安全のために一層頑張りたいと意を強くしました。
庄川町赤十字奉仕団さんのますますのご発展をお祈り申し上げます。

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