社会福祉法人 庄川福祉会 ケアポート庄川

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☘️日本財団 尾形理事長と懇談

先日、ケアポート みまき(長野県東御市)において 日本財団が高齢者モデル事業として助成した3つのケアポート (よしだ・みまき・庄川)が取り組んで来た成果を報告し、今後の取り組みに繋げようと報告会が開催され、参加しました。
それぞれ3つの形態は違いますが課題について共有し、より良いケアを目指してまいります。
 
またケアポート日本財団の尾形理事長と久しぶりに懇談する機会がありました。
 
尾形理事長は「高齢者に限らず障がい者、難病支援など まだまだ実態に合わない制度や現状がある。財団として 少しでも役に立てるよう尽力したい」と今まで自ら見て、感じ、体験されてきた想いからコメントされました。
尾形理事長のお人柄や思いやりの心にとても共感し、微力ながらこれからも〝人の役に立つ〟仕事をしたいものだと改めて心に刻みました。
(写真中央:尾形理事長)

☘️京都大学 大学院教授が視察に

 今は亡き 日野原重明先生がご縁で 先日 京都大学の高橋教授がお見えになりました。
 
先生は大学院で社会健康医学の研究を、京大病院では禁煙外来の医師 として、そして日野原先生が提唱された「日本禁煙科学会」の理事長としてもご活躍なさっています。
  国内初の「禁煙外来」を開設されると共に「禁煙マラソン」を主宰。 一方では「日本きもの学会」会長として良き日本文化の発信も…
 
 日野原先生は日本の医療・看護・介護を大きく変えた偉大なドクターだったのは申し上げるまでもありませんが、〝人の心を第一に考えるヒューマニティー溢れる人〟だったと高橋先生と共感し合えた時間は とても感動的でした。
 
また、生前 日野原先生が「自分の想いが実現し喜んでいる」とおっしゃられていたのをお聞きし、胸が熱くなりました。
 
この想いをブレることなくしっかり受け継いでいきます!
 

☘️ライフプランニングセンターとは?

〝良く生きる〟
〝病といきる〟
〝健やかにいきる〟
〝良く老いる〟
 
これはライフ・プランニング・センターのホームページトップを飾る言葉です。
 
運営開始以来何度もケアポート庄川へ来られている 岩清水理事さんにお会いして来ました。
 このセンターは日本財団 元会長 笹川良一さんが聖路加国際病院に入院された時の主治医が日野原重明 先生で 、恩返しの意味を込めて設立支援されたとのことです。
 
  周知の通り日野原先生は「予防医学」の重要性を位置付け、「人間ドック」の開設、「成人病」という言葉を「生活習慣病」と呼ぶように国を動かされ、
  国民一人ひとりの「健康意識」の礎を築かれるとともに「尊厳」を抱きつつ〝人の生き方〟〝命のメッセージ〟を発信された偉大なドクター。一方では言葉の表現を大切にされ、フレンドリーな人付き合い、ボランティアの醸成など、その尊いご功績ははかりしれません。
 
  当然のことながら 数多くの著書・名言は〝生きる人のこころ〟を掴んで止みません。
 
日野原先生に関するパネル解説や著書の数々を備えてありますので是非ご覧ください。
   
 
 

🏃‍♂️RUN伴 2018に参加

  
   認知症の正しい理解と人とのつながりをはかり、

共生社会の実現を目指す RUN伴(らんとも)!

 初めてケアポート 庄川も 参加しました!

 

当日は、福光の「きらら」からのランナーを迎え、次のランナーにタスキを渡す中継点となりました。

 

入所者の方々の声援を受けながら タスキがつながりました。

 

 

🌈「老いる」とは積み上がること

先日 富山県出身で 宮城県 やまと在宅診療所大崎の大蔵暢先生の講演を聴く機会がありました。

 
 100歳まで見据えた生き方を考えることも必要となっている今 〝幸せな人生〟を過ごすことができるだろうか …
思いは人それぞれですが、余命を伸ばすことのほかに、その人らしく生活の質を上げることが大切です、
そのヒントは…
 
・アルフレッド・アドラーは「幸福とは貢献感である」
・村上春樹氏は「歳をとる という捉え方=失っていく
   過程か、積み重ねていく過程か=の違いによっ
  て人生のクオリティがずいぶん違ってくるのでは
   ないか」
・近藤サトさんの「若い=美しい は思い込み、生きて
  きた積み重ねは若い人に負けない、老いを受け入れる
  気持ちになった」などの〝名言集〟を紹介された。
 
  大蔵先生は日本人は「老い」をネガティブに考えすぎだ、老いて得られる知恵で「老年」を受け入れる、
「老いる」とは失うことではなく、積み上がることだ、と強調された。
 
 私も ポジティブに考えて行こう!と思いました。 
 
 
 

☘️看取り介護に思うこと

  高齢多死時代を迎え、「老人保健施設であるケアポート 庄川」の機能として「在宅復帰」ばかりではなく「看取り」も〝在宅支援の一つ〟として大きな意義を持つと考えています。
 
 人生の終わりを在宅医療・介護で支援し最期まで自宅で安心して暮らせるように…
 そんな取り組みをされている南砺市訪問看護ステーション 緩和ケア認定看護師 さんをお招きし職員研修を行いました。
 
 
  テーマは「施設での看取り」
私自身は専門職ではありませんが、人生の最終段階まで さまざまなケアの過程において 「尊厳」を持ち 寄り添う、
 
「何かをする」ことだけでなく、
本人や家族と「共にいること」
〝not doing, but being〟
この原点を忘れてはいけないとスタッフと共に学びました。

☘️「社会奉仕の日」活動に感謝

 
 

 
 全国老人クラブ連合会では 9月20日を 「社会奉仕の日」に設定し、地域社会に対する感謝と地域の担い手として活動されています。
 
  庄川地区でも東山見老人クラブの皆さんが周辺の除草をしてくださいました。
正面ゲート付近から敷地内はもちろん、なかなか行き届かない後ろ側まですっかり綺麗になりました。
心から感謝申し上げます!
 
 

☘️ケアポートの検証とめざすもの

 3つのケアポートが 2年間にわたり取り組んだ「日本財団サポート事業」の成果とこれからのチャレンジについて、地域のみなさんをお招きして報告会を開催しました!
 
これに先立ち、ケアポート事業に対する第三者による外部監査では100点満点中 90点、Aランクの評価をいだきました。
 やはり日野原先生の理念「尊厳」がキーワード!
そして地域とのつながり、ボランティアとのつながり、地域貢献などなど。
 
「ケアポート」とは ケアという大海原への船出にふさわしい港、ケアの先駆けとなるモデルの発信基地。
プロとしてのスキルアップはもちろん、人間愛が欠かせません。
 

 

日野原重明先生とケアポート 庄川

☘️日野原重明先生メモリアル☘️
 
日野原重明先生がご逝去されて1年余りになります。
 
  ケアポート庄川 (富山県)は先生が建設委員長を務められ 全国に先駆けた「全室個室」でのケア、その想いは「尊厳」という重い概念がベース。
 その人の意思でその人らしく生きる、希望を持って生きるようQOLを高める、最期は穏やかに迎えることができるように。と…
 
正面エントランスホールに日野原先生のパネル設置と数々の書籍を並べました。
 これからも先生のご功績を受け継ぎ、魂を込めたケアと地域つながりのある〝ケアポート ブランド〟をめざします‼️

🌿研修医・研修生の受け入れ🌿

ケアポート庄川では さまざまな研修生を受け入れていますが  先日は協力病院の南砺市民病院から医師、南砺福野高校生2人が研修に…
 
偶然、思わね光景に出会いました。
女性医師が笑顔で言葉を交わしながら食事介助をしている様子です。
 
診察とケアの指示ばかりでなく
「一人ひとりに寄り添ったケア」を学ぶ機会となったのでは…
高校生も同じです。
そう思うと温かい気持ちになりました!
 
きっと人の気持ちがよく分かる医師や介護スタッフとして成長されると確信しました!
 
 
 

願いを込めて✨✨✨

一人ひとりの願いごとを短冊に。

 

雄神健康教室の皆さんと七夕飾り。

 

短冊に書かれた思いを受け止め 寄り添う。

 

いつまでも その人らしく生きられる願いを込めて


 

 

 

ケアポート の〝顔〟

ケアポート庄川の顔である
正面 の “彩り花壇”☘️🌷🌼
 
今日も老人会のみなさんによる除草ボランティア💪💦
 
いつも『うるおい』を感じます🌿
いつも『ココロ』が癒されます💕
いつも『頭』が下がります🙇‍♂️

平成30年度第1回理事会を開催しました

本日 平成29年度事業報告及び収支決算についてを議題とし理事会を開催しました。

 

介護保険収入は デイサービス、デイケアともに前年を下回りました。この要因は在宅ケアにおけるサービスの多様化や在宅における介護の難しさ、家庭のご事情などから施設へのご希望が増えつつあることなどが影響しているのではないかと分析しています。

 

収支では20,000千円弱を30年度の財源に充てることができました。

すでに超高齢化社会に突入しており 様々な対応が必要であることから医療・介護における状況をよく見極め運営してまいりたいと思っています。

 

新規事業として、リハビリテーション機器4台の導入、長野県「ケアポートみまき」とのボランティア交流などを実施しました。また計画的に大規模修繕を行い安心・安全な施設管理に努めました。

 

理事の皆さんからは、大規模修繕の見通し、入所待機の状況、リハビリテーションの状況などについてのご質問がありました。

 

議案については慎重審議の上ご承認いただき、後日の評議員会へ提出することとしています。

 

 

 

スタッフもイベントに参加しています!

地域包括ケアシステムのカタチを作り上げていくには地域への積極的なアプローチはかかせません!

 

ケアポート庄川は「庄川観光祭」などの地域イベントにも参加しています。

 

今年は庄川音頭街流しのほか「花火大会」の清掃ボランティアとして多くのスタッフが参加してくれました。

 

施設長として杉本先生が着任されました。

4月1日付でケアポート庄川施設長(庄川福祉会理事)として 前市立砺波総合病院院長の杉本立甫先生が着任されました。

 

初日は早速幹部スタッフにごあいさつをされ抱負を述べられました。

 

先生は長年にわたり砺波総合病院に勤務され、医療に関する手腕はもちろんのこと、地域の方々から厚い信頼があり、スタッフ全員と力を合わせこの地域にふさわしい地域包括ケアシステムを作り上げていきたいと思います。

在宅医療・介護・福祉まるごと相談会

団塊の世代が75歳になるいわゆる2025年問題。そして2042年では高齢者人口がピークを迎える。

 

砺波市法人会(庄川福祉会など9法人)、市、医師会共催による「まるごと相談会」が開かれました。


相談会に先立ち、ものがたり診療所の佐藤伸彦先生が「地域包括ケアと在宅医療」と題し講演されました。

「住み慣れた自宅で最後まで安心して暮らせるには」と 訪問診療の意義を熱く語られました。
そして
「どこにいても、どんな暮らしの中においても、どこに行って何を相談していいのかさえ分からない。今もそうだがますます増えてくるかもしれない。
縦割りを無くし、まずは気軽に相談できるカタチを早急に整えなければならない」と強調されました。

 

高齢者を取り巻く課題はいろいろありますが
佐藤先生の言われるように
〝 人のつながり〟〝その人らしい物語〟をつくっていかなければならない!と今日も感じました。

スタッフ研修会で共有

ケアポート 庄川スタッフを対象に 市地域包括支援センターによる認知症サポーター養成講座が開催されました。

この機会に私から、ケアポート 庄川の建設・運営に携わっていただいた日野原重明先生の〝尊厳と自立〟〝地域とのつながり〟について改めてスタッフと共有しました。

また自分自身が参加した研修報告として、サービスつき高齢者住宅、特別養護老人ホーム、在宅医療事業所、訪問看護ステーション、認知症カフェ、みんなの保健室など、全国から注目されている方々の取り組みを紹介しました。
スタッフには幅広い知識とQOL・生活の質ということが求められていることをこれからも伝えていきます。

ご紹介 ありがとうございます

東京にお住まいの方が私のフェイスブックに投稿してくださいました。
その方は日野原重明先生についていろいろご存知で、多方面にわたりご活躍されています。
先生が立ち上げられた「新老人の会」にも積極的に活動されています。

 

投稿の一部を抜粋させていただきますと、
「ケアポート庄川は日野原重明先生の〝夢〟そのもの。‥これからも引き継いでいきたいですね。」
とコメントされ、多大な評価をいただいています。


本当にありがとうございます!


先生のご意思を継承していくために、この施設に「日野原重明コーナー」を設け、写真を始め、功績、書籍などをそろえていきたいと考えています。

笑顔で生きる。


 ご存知のように誰でも認知症になる可能性がある中で、「認知症という病気」を理解したうえで、自分だったらどう生き抜くかを考えることが大切だと言われています。

 

 やはり本人が語られるのは説得力がある。
 「笑顔で生きる」丹野智文さんと認知症の方々に就労の場を提供されている前田隆行さんの講演会に出かけました。

 丹野さんは若年性アルツハイマー型認知症と診断された方です。

 

 私は今まで認知症について専門職の講義やメディアなどである程度理解はしていましたが、深く入り込んで来るのはやはり丹野さんが自分の言葉で語られた情熱だった。
 「薬も必要だが周りの環境、ひとと人のつながりが笑顔にさせてくれた▶️出会った人はすべてパートナーだ」。そして「失敗を恐れず自立、自己決定による〝自分らしさ〟の生活ができているかだ。守られるのではなく乗り越えるのだ」と力説され、胸が熱くなりました。
 「たとえ認知症になっても大丈夫だ、みんなで支え合う社会をつくろう」と丹野さんが言われた言葉はどんなに心強いことか!


 前田さんは、ジブンゴトとして「認知症でも再び社会の一員として役に立ちたい」という利用者さんの想いを反映させ、社会や地域へ繋ぐハブ機能を持った次世代型のディサービスを運営されている。
 認知症の方々の就労の場を作り、皆さんは活き活きと活動されている。
「大切なのは〝場〟であり、本当に行きたい場所なのかどうかが重要だ」

 お二人の話からこの地域でも認知症に対する手立てが必要だと痛感しました。

超高齢社会をどう生きるか

  先日、施設、在宅を問わず、「人としてどう生きて、どう死ぬか」正面から話し合う市民講座に参加しました。

  以下その内容と感想を述べてみたいと思います。

 

「馴染みの場所で生活者のまま老衰死」というのが基本的な考え方だとおっしゃるサービス付き高齢者住宅経営の方のコメント。
 この方は千葉県などで具体的に実践されている。今までにない〝理想形〟の一つでとても驚いた。

 


  東京で在宅医療に積極的に取り組まれているある医師は「人生には殆どの方は療養の期間が存在するが、病気や障害になっても最期まで健康な生活・健康な人生を送ることができる」と定義。ALSで人工呼吸器をつけた方が会社経営をしている事例の紹介された。
 そして高齢になると疾病構造の変化により、薬を減らしたほうがいいケースや、入院による環境変化のストレスと機能低下のリスクがある。もとより健康寿命がターゲットだが怖いのは病気より衰弱で、栄養が何よりだとデータでの説得力あると説明された。

 

 看取りに関してはどこで治療を「卒業」するか、医療により「生活が改善するか」「本人・家族」はどう思っているか。

 

 そこで医療より大事なものがあると。それは「家族、友達、地域」だ。さらに〝スーパードクター〟より〝となりのおばちゃん〟コミュニケーションで「安心して暮らせる地域を自分たちでつくろう」とも訴えられた。

 

  大阪大学に地域包括ケア学・老年看護学研究室なるものがあります。詳しくは知りませんが、われわれにとってとても重要な研究をされていると思っています。

 

パネルディスカッションでは阪大の先生は誰にでもなれる遠隔操作型アンドロイドである「テレロイド」や抱っこしてお話する「ハグビー」を紹介された。癒しのための〝ロボット〟などAI(人工知能)の進化はすごい。

 

 訪問看護に従事されている看護師さんは、認知症の一人暮らしの方が翌朝亡くなられたがその人らしい生活だっので不幸とは思わない。

 特養の施設長さんは美味しい食事が最も基本だ。

 などなど貴重なご意見を伺い、まさに〝希望ある終末期のためのヒント〟をいただいた。

 

  登壇者に「みんなどういう死に方をしたいですか?」との質問も。

 

「生きる、死ぬ」は人生のストーリー。その置かれた境遇の中でどう過ごしたいか、その人らしく生きることをどう支援するかをみんなで考えることで〝納得できる人生〟を送ることこそ、日野原先生の理念とつながると確信した。

本年もよろしくお願いいたします🎍


 新年明けましておめでとうございます。

 昨年は、ご利用者さまはじめ、関係のみなさまに格別のご理解、ご協力をいただき誠にありがとうございました。

 日野原重明先生が立ち上げられたケアポート 庄川は〝尊厳=その人らしいケア〟を経営理念として各事業所とも日々努力を重ねております。
 おかげさまで利用者さまに納得のいくケアができているものと受け止めております。


 本年も地域のみなさまに信頼されるケアポート 庄川であるべく  スタッフ一同一層努力して参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

自立支援と超高齢化社会を考える☘️

  〝在宅医療カレッジ特別企画2017〟(東京国際フォーラム)に参加しました。

 

〝自立支援〟については いろいろな〝概念〟があり

「自己決定」=「どう生きるか、どう最期を迎えるかを自らの意思で考えてもらえるよう支援すること」を重要な要素として捉えていたが、今回、よりグローバルな視点で考えることができました。

 

 

  まず、内閣府の唐澤地方創生総括菅のお話は自分の住む地域に関わる喫緊の課題でもあり、刺激的だった。
・地域 →人のつながりがあること
・物語 →ひとり一人に寄り添う、その人らしい〝物語〟を尊重する
・包括 →生活者の視点で一体的に提供するなど
そして「ごちゃまぜ」の時代が21世紀だ とのお話。

私たち地方に暮らすものにとって地域包括ケアの横軸としての「生活支援とまちづくり・地方創生・地域経済の活性化+地域生活の確保+地域文化の振興」こそ〝住み慣れたまちで暮らし続けたい〟という想いに合致する!

 

 

  ジャーナリストの浅川澄一さんは、ADL(日常生活に必要な動作をどれほど行えるか)や医療モデルからQOL(人間らしい満足した生活が送れているか)・生活モデルへの視点が大切だとのこと。

 

 

 

 

 

 

  地域のセーフティネットとして具体的に取り組まれている事例として「町田市つながりの開」=DAYS BLGの前田隆行さんは、その人の〝想い〟と社会・地域・企業をつなぐ〝ハブ機能〟として運営されており 認知症の方々の就労の場を設け「やるかやらないか」の意思決定ができる「場」をつくっている。

 

 


  大阪市「よどきり医療と介護のまちづくり」の三輪恭子さんは「ADLを重視するあまり〝こころの自立への懸念〟とのご指摘もあり、ここはとても大事。「病院ではなく〝暮らし〟のなかで‥」という「よどまちステーション」が地域の支えとなっている。
お二方とも〝まちづくり〟のお手本だ!

 

 

これから迎える超高齢化社会における課題と取り組みについてとてもいい刺激を受けました!   

 

 

 

社会貢献を考える🌷

 〝社会貢献〟という漠然とした概念を具体的に考えたいと思い、そのネーミングに惹かれて大阪市住吉大社近くの「グルメ杵屋 社会貢献の家」を訪ねた。

 

 

 ここは 主に 特別養護老人ホームやデイサービスの運営をされているが、なぜグルメと介護がつながるの か 。 

 原点は先代の創業者にあった。自分が外食産業をやっていけるのは地域の方々のおかげであり、やがて誰もが〝高齢〟という避けて通れない過程において「誰でも受け入れる施設をつくりたい」いうのが始まりであった。

 

 「グルメ杵屋」という名の通り「食」への挑戦は凄まじい!
 例えば昼食では厳選された食材を使いながら利用者さんの状態に応じて手の込んだ5種類のメニューが用意されており、盛り付けや気の利いた器へのこだわりもすごい。「美」「心」「極」などのネーミングが心をつかむ。

 

  利用者さんは心和むエプロンをつけ〝マイ食器〟で食事を楽しむ。もっとも大切な〝食への魂〟 が込められている。

 

 そればかりではない。大阪大学と連携した睡眠の深さを反映させたケア、排泄、看取りマネジメントなどなど。
 そして極めつきは「高齢者の尊厳保持・自立(律)支援という地域包括ケアシステムが十分機能するには」という大きな〝社会目標〟に向かってスタッフが勉強会を開き力強く動いており着実に地域における〝カタチ〟をつくりかけている。
 スタッフが自分のセクションだけでなくトータルであるべき姿を考えていくことこそ社会貢献につながるという熱い思いが伝わる。

 さらにはボランティアなど地域住民を巻き込んだ〝地域づくり〟につなげているのはお見事というほかない。


〝いいまちづくり〟が徐々に出来上がりつつある。

 

 我々も 制度ばかりにとらわれず、「みんなを幸せにする工夫」を考えていけばその向こうに「社会貢献」の姿が見えて来るのではと思った。

ケアポート連携からわかること🌞

 ケアポートみまき(長野県東御市)の事業所報告会に参加しました。

 ケアポートみまきは、特別養護老人ホーム、デイサービスのほかに診療所、アクティブセンター(プールやトレーニングセンター)などを総合的に運営されています。

 

 14回を数えた事業所報告会ではスタッフの皆さんが日頃の成果を発表し、明日のケアに活かすためそれぞれの事業所で頑張っている姿を目の当たりにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 また中学生の皆さんの介護体験発表後、認知症がテーマの「サザエさん」をケアポート劇団が熱演されました。

  笑いの中にも参加された多くの住民の方々の〝うなずき〟に地域の信頼は揺るぎないと確信しました‼️


 ケアポー庄川においても規模は小さくてもスタッフの資質向上と地域のつながりを増すためにも検討していきたいと思いました。

大切なのは今を精一杯生きること👍

  金沢市にある「元ちゃんハウス」(がんとむきあう会)にお邪魔しました。

  ここは 自らもがんを患い消化器外科医であった 故 西村元一さんがたち上げられた がん患者さんの支援施設です。

  と言っても医療機関ではなく、気軽に相談できる〝サロン〟みたいなところです。

 

 先日、自らががんを患い、勤めていた看護師を辞め現在は石川県立看護大学で学んでおられる樋口麻衣子さんのトークと、集まられたがん患者さんどうしの懇談会に参加しました。


 さまざまながんと向き合い、がんと共に生活し、それに打ち勝つ前向きな姿、皆さんのいろんな思いがしっかりとつながりつつ、人生に素晴らしいチカラを与えてくれる「元ちゃんハウス」の存在意義に大きな感動を覚えました。
  
  奥さんである西村理事長さんの熱い思いが皆さんの心の拠りどころであり、気軽に相談できることや仲間と〝つながること〟がどんなに前向きになれることか!

 

 ケアポート庄川は高齢者の方を対象としていますが〝自らの人生〟に向き合い、〝生活を支援する〟という点では同じです。

 また「精一杯生きる」ことはケアポート庄川に携わっていただいた日野原重明先生の理念とも同じです。

 今回訪問させて頂き、なおさらご利用者さんの気持ちを大切にしていきたいと思いました。

視察にお越しください❗️


  南砺市山野地区社会福祉協議会のみなさんにお越しいただきました。

  行政区分は違っても南砺市からは多くのご利用があります。
  施設の取り組みについては 広報を始めお問い合わせに対し個々にご説明していますが、第一線で地域福祉を担っておられる福祉関係者の皆さんに現場を見ていただくことはこれに勝るものはありません。


   サービス内容はもちろん、「尊厳」という日野原重明先生の思いを継承したケア、そしてボランティアさんとの共存について説明しました。

 

 いろいろなご質問もありましたが、介護の〝質〟はもちろん、「気持ちに寄り添う介護」を基本に、今後もさまざまな悩みやニーズに対して社会福祉法人としてしっかりと仕事をしてまいります!

〝聞き書き〟って何?

 

少し前ですが岩手県一関市 国保藤沢病院 看護師 畠山貴江さんのお話を聞くことができました。
〝聞き書き〟とは文字通り、その人の喋られたことを書き留めることですが、その過程においてその人の〝気持ち・こころ〟がよく分かると言われています。

 

 

畠山さんのお話を聞いて、〝聞き書き〟をすることでこんなにもその人を支えることができるのかと正直驚きました!
「聞き書きによってその人自身の気持ちはもちろん、その人の歩み、家族、環境などを知り、自分の看護への考えも変わった」とおっしゃっていました。
なぜ?
それには「その人の〝物語〟を知ることによって、その人が好きになり、優しくなる。一緒に生活を考え、それが畠山さん自身の行動につながり、自分が変わっていくというプロセスがある」とのこと。
そして「その向こうには〝あるべき看護の姿〟が見えてくる」と結んでおられました。

 

〝聞き書き〟をすることによってその人はもちろん、自分自身の生き方まで教えられているという畠山さんの言葉に〝人としての素晴らしさ〟を強く感じました。

看護師さんの実践を紹介しましたがあらゆるシーンにも共通だと思います。

情報の発信こそ信頼につながる❗️

  ケアポート庄川は、日本船舶振興会(現日本財団)の支援のもと、日野原重明聖路加国際病院院長(当時)が建設委員長を務められ、これからの介護は、〝尊厳のあるケア〟でなければならないとの理念のもと、平成4年3月に開所しました。
 本年7月に〝生涯現役〟のお手本であった日野原先生がご逝去されたことは痛恨の極みです。


   しかし、先生の築かれたご功績は国内においてはまさにトップリーダーとして医療・介護の関係者では知らない人はいないと言っても過言ではありません。
   ケアポート庄川は当時の国の制度に無い、「全室個室」「寝たきりをつくらないケア」「尊厳を保ち自立した生活を送れること」という日野原先生の強い思いで立ち上げられました。
   また「地域と共に歩むべき」とのことからボランティアの重要性を指摘され、現在も多くの方々にご協力をいただいております。


  〝尊厳〟とか〝自立支援〟は最近になってよく言われるようになりましたが、日野原先生は当時からその考えを提案されており、ケアポート庄川は今もなお、その理念を継承しています!  

 

 今回、初めて「ケアポート庄川たより(第1号)」を発行しました。理念や、なくてはならない施設であるとお分かりいただけるようにという思いからです。                               今月下旬になりますが、自治振興会長さんのご協力を得て、庄川地区全域、五鹿屋、中野地区のご家庭に配布させていただきます。
  ぜひご覧いただきますようお願い申し上げます。
  なお、ご不明な点などがありましたらいつでもおたずねください。

ある医師の思い💚

   岩手県一関市藤沢病院の佐藤元美先生の講演を聞く機会がありました。
   気さくで庶民的、カメラ好きの先生。でも語り口は熱い!

  病院がなかった町に若くして院長として招かれた。それまで病院がなかったことから急性期の患者の手術など大忙しだったが、そのうち経営が苦しくなった。なぜ?


  急性期を中心に多くの患者を次から次へと診て奔走していたが、手術などの対応が落ち着くと、慢性の患者に変わり、やがて薬だけ欲しいとか医療保険の負担額の不満などモラルに欠けた住民の姿に接することに。

  しまいには多額の未収が発生する事態になった。


  そこで悩んだ末、「ナイトスクール」という出前講座という形で地域住民に理解してもらうしか無いと考え、自ら駆けずり回った。
  このことから先生が学んだことは「人の話をよく聞く、気持ちを理解する」ということだった。その上での説得こそ心が通ずると確信したとのことである。

そんな苦労から


医療の基本姿勢は
「生活を聞き、人生の文脈を整えてそれに沿った治療こそ必要だ。聴診器やCTだけではわからないものがある」
  そして答えはないと言われたが「生活や、生活を支える方法にまで視野を広げた治療をしていきたい」と力強く語られた。

 

 

 今や全国の医療関係者からの講演依頼に追われ、とてもお忙しい先生である。

 

この熱い思いにどれだけの人が救われていくのだろう!

家族との〝絆〟 〜秋のふれあい 会〜

 

〜小さな世界遺産の村・五箇山合掌の里からの生公演です〜

 

  全国高校総合文化祭に24回連続出場、東京国立劇場10回出場など、輝かしい実績を持つ富山県立南砺平高校郷土芸能部の皆さんが駆けつけてくれました。

 

 

  ご家族の方をはじめ、デイサービス、デイケアをご利用なさっている方、地域の方もお見えになり、立ち見ができ〝満員御礼〟となりました。

 

  日本で一番古い民謡と言われる〝こきりこ〟、平家の落人らの悲哀が込められている〝麦屋節〟はケアポート利用者さんやご家族にとって幼い頃から馴染んできた曲。

 

〝回想法〟ではないが、口が動き始め、みるみる目が輝き始めた。涙が溢れて顔がくしゃくしゃになる人も。
   感動することでその人らしさが現れる。感動することが生きている実感とチカラになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このあとは、久しぶりの家族との楽しいバイキング。
「おかわりする?」「うん」
家族との〝絆〟はどんな時でも決して崩れないだろうと確信しました。
そういう〝居場所づくり〟を続けたい!

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