社会福祉法人 庄川福祉会 ケアポート庄川

理事長ブログ

TOP > 理事長ブログ

☘️平成30年度決算の承認及び役員等の選任

  この度「平成30年度事業報告および決算等」について 理事会の承認をいただき、これを受けての評議員会においても全会一致でご承認いただきました。
 もちろん次につなげていく課題は山積しておりますが、皆さまから一層信頼を寄せていただけるよう運営に努力してまいります。
 
また、役員の任期満了に伴い理事会を開催したところ 引き続き理事長を仰せつかりました。
 元より浅学非才ではありますが今までの経験を生かし全力で職責を全うしてまいりたと存じますので格別のご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。
 

☘️「砺波市社会福祉法人連絡会」について

この度「砺波市社会福祉法人連絡会」代表幹事を仰せつかりました。

 
この組織は市内9つの社会福祉法人(子ども・障がい者・高齢者・福祉一般対象)が連携して それぞれの専門分野から社会貢献活動を行います。
 
 子育て、病気、介護、障がい、引きこもりなど心のケアなどに対する さまざまな不安をお持ちの方はもちろん、子ども、障がい者、高齢者を問わず いわゆる制度のはざまに置かれている状態では当事者だけでは課題解決に至るのは困難な場合もあるかと思います。
 
 一方で家族も本人も生きづらさを隠したいという心理があってか なかなか相談や〝SOS〟を出せないケース、そして複雑な事情も絡まり、一絡げでは解決できにくく、さらに専門職も含め〝支える人〟も複数関係するケースもあるのではないか、しかも潜在的にあるのではないかと思います。
 
 誰もが気軽に相談出来る一助になればという思いから、それぞれの法人が連絡・協力し 包括的支援のネットを広げていきたいと思います。
 
相談会など具体的な内容 は市広報などで随時お知らせいたします。
(事務局:砺波市社会福祉協議会)
 
 
 

☘️先進的な取り組みを学ぶ


 東海・北陸ブロック老健大会にスタッフ2人とともに出席しました。

   
 他の施設現場からの様々な演題発表を聞いているとあらためて「介護は生活の一部」であり、本人が望む生活の視点に立っているのかどうかが原点だとしみじみ感じました。
 
介護は 医療と一体でなければならないし、社会とも関わっていかなければならない。そして何より利用者の思いや暮らしを支えるものでなければならない。
他職種連携の特徴を活かし、さらに質の高いサービスの提供に向けてどのようなことができるのか考える刺激をいただきました。
 
ケアポート  は「住まい」だけでなく、医療的ケア、リハビリ機能を有していることから在宅支援・在宅復帰へ向けて しっかり地域の期待に応えていき地域包括ケアシステムにおける中核施設として、まちづくりには欠かせない存在として努力していきたいと思います。
 

🌷ボランティアの皆さまとともに

  🏥   聖路加国際病院長であった 日野原重明先生の想いが脈々と受け継がれています。
 
昨年度は年間延べ2,102名、実人数600名を超えるボランティアさんにサポートしていただきました!
 
本日「ケアポート庄川・支援の会」役員会に出席しました。
こんなにも多くの方と一緒にその想いを共有出来ることは我々の誇りです。
 
時代は「令和」へ。
新たな変化の中で、支援してもらうことばかりが目的ではなく、「地域とつながる、支え合う、助け合う、生活に寄り添う、そんな気持ちでスタッフ一同頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします。
 

🌷庄川町赤十字奉仕団に感謝

赤十字奉仕団さんの総会にお招きいただきました。

〝いのち〟は尊い。

災害時の対応はもちろん 日頃から一人暮らし高齢者の方の安心・安全のための訪問、そして「ケアポート庄川」の介護予防事業にもボランティアとしてご支援いただいています。

同封資料の中に「ボランティア申込書」までご用意いただいて感激です!

 「人生100年時代」いつまでもみなさんと一緒に地域を支ていきたいと思います!

 


 

新年度に向けて

 

庄川の桜も開花が待ち遠しい季節となりました。

そしてまもなく「平成」から新たな時代へ移ろうとしています。
  しかしながら いつの時代でも「尊厳」「自立支援」「地域との共生」は揺らぐことなく描き続けて行くことが庄川福利会の使命だと思っております。
 
 去る3月22日に理事会、25日には評議員会を開催し 平成31年度の事業計画及び収支予算をご承認いただきました。
 介護報酬の引き下げ、人材確保など従来にも増してハードルは高いですが 職員が一丸となって進めてまいります。
 

 

 
 
 

 

☕️ケアカフェをはじめました

 ケアポート の〝ありたい姿〟を考えていこうと、内部スタッフで構成する「ケアカフェ」を開きました。これから毎月1回のペースで議論していきます。
もちろん 役職、キャリアにかかわらず専門職のワクを超え、組織横断的に行い 幅広い視点での見方を重視しています。
 
「どんなケアをめざすのか」、「地域のみなさまと共に歩むには」・・など みんなでしっかり考えることから始めていきます。
 
またスタッフ自らの想いを率直に対話できる大切なコミュニケーションの場でもあり、何より スタッフのモチベーションに期待しています。
 

 

☘️日本財団 尾形理事長と懇談

先日、ケアポート みまき(長野県東御市)において 日本財団が高齢者モデル事業として助成した3つのケアポート (よしだ・みまき・庄川)が取り組んで来た成果を報告し、今後の取り組みに繋げようと報告会が開催され、参加しました。
それぞれ3つの形態は違いますが課題について共有し、より良いケアを目指してまいります。
 
またケアポート日本財団の尾形理事長と久しぶりに懇談する機会がありました。
 
尾形理事長は「高齢者に限らず障がい者、難病支援など まだまだ実態に合わない制度や現状がある。財団として 少しでも役に立てるよう尽力したい」と今まで自ら見て、感じ、体験されてきた想いからコメントされました。
尾形理事長のお人柄や思いやりの心にとても共感し、微力ながらこれからも〝人の役に立つ〟仕事をしたいものだと改めて心に刻みました。
(写真中央:尾形理事長)

☘️京都大学 大学院教授が視察に

 今は亡き 日野原重明先生がご縁で 先日 京都大学の高橋教授がお見えになりました。
 
先生は大学院で社会健康医学の研究を、京大病院では禁煙外来の医師 として、そして日野原先生が提唱された「日本禁煙科学会」の理事長としてもご活躍なさっています。
  国内初の「禁煙外来」を開設されると共に「禁煙マラソン」を主宰。 一方では「日本きもの学会」会長として良き日本文化の発信も…
 
 日野原先生は日本の医療・看護・介護を大きく変えた偉大なドクターだったのは申し上げるまでもありませんが、〝人の心を第一に考えるヒューマニティー溢れる人〟だったと高橋先生と共感し合えた時間は とても感動的でした。
 
また、生前 日野原先生が「自分の想いが実現し喜んでいる」とおっしゃられていたのをお聞きし、胸が熱くなりました。
 
この想いをブレることなくしっかり受け継いでいきます!
 

☘️ライフプランニングセンターとは?

〝良く生きる〟
〝病といきる〟
〝健やかにいきる〟
〝良く老いる〟
 
これはライフ・プランニング・センターのホームページトップを飾る言葉です。
 
運営開始以来何度もケアポート庄川へ来られている 岩清水理事さんにお会いして来ました。
 このセンターは日本財団 元会長 笹川良一さんが聖路加国際病院に入院された時の主治医が日野原重明 先生で 、恩返しの意味を込めて設立支援されたとのことです。
 
  周知の通り日野原先生は「予防医学」の重要性を位置付け、「人間ドック」の開設、「成人病」という言葉を「生活習慣病」と呼ぶように国を動かされ、
  国民一人ひとりの「健康意識」の礎を築かれるとともに「尊厳」を抱きつつ〝人の生き方〟〝命のメッセージ〟を発信された偉大なドクター。一方では言葉の表現を大切にされ、フレンドリーな人付き合い、ボランティアの醸成など、その尊いご功績ははかりしれません。
 
  当然のことながら 数多くの著書・名言は〝生きる人のこころ〟を掴んで止みません。
 
日野原先生に関するパネル解説や著書の数々を備えてありますので是非ご覧ください。
   
 
 

🏃‍♂️RUN伴 2018に参加

  
   認知症の正しい理解と人とのつながりをはかり、

共生社会の実現を目指す RUN伴(らんとも)!

 初めてケアポート 庄川も 参加しました!

 

当日は、福光の「きらら」からのランナーを迎え、次のランナーにタスキを渡す中継点となりました。

 

入所者の方々の声援を受けながら タスキがつながりました。

 

 

🌈「老いる」とは積み上がること

先日 富山県出身で 宮城県 やまと在宅診療所大崎の大蔵暢先生の講演を聴く機会がありました。

 
 100歳まで見据えた生き方を考えることも必要となっている今 〝幸せな人生〟を過ごすことができるだろうか …
思いは人それぞれですが、余命を伸ばすことのほかに、その人らしく生活の質を上げることが大切です、
そのヒントは…
 
・アルフレッド・アドラーは「幸福とは貢献感である」
・村上春樹氏は「歳をとる という捉え方=失っていく
   過程か、積み重ねていく過程か=の違いによっ
  て人生のクオリティがずいぶん違ってくるのでは
   ないか」
・近藤サトさんの「若い=美しい は思い込み、生きて
  きた積み重ねは若い人に負けない、老いを受け入れる
  気持ちになった」などの〝名言集〟を紹介された。
 
  大蔵先生は日本人は「老い」をネガティブに考えすぎだ、老いて得られる知恵で「老年」を受け入れる、
「老いる」とは失うことではなく、積み上がることだ、と強調された。
 
 私も ポジティブに考えて行こう!と思いました。 
 
 
 

☘️看取り介護に思うこと

  高齢多死時代を迎え、「老人保健施設であるケアポート 庄川」の機能として「在宅復帰」ばかりではなく「看取り」も〝在宅支援の一つ〟として大きな意義を持つと考えています。
 
 人生の終わりを在宅医療・介護で支援し最期まで自宅で安心して暮らせるように…
 そんな取り組みをされている南砺市訪問看護ステーション 緩和ケア認定看護師 さんをお招きし職員研修を行いました。
 
 
  テーマは「施設での看取り」
私自身は専門職ではありませんが、人生の最終段階まで さまざまなケアの過程において 「尊厳」を持ち 寄り添う、
 
「何かをする」ことだけでなく、
本人や家族と「共にいること」
〝not doing, but being〟
この原点を忘れてはいけないとスタッフと共に学びました。

☘️「社会奉仕の日」活動に感謝

 
 

 
 全国老人クラブ連合会では 9月20日を 「社会奉仕の日」に設定し、地域社会に対する感謝と地域の担い手として活動されています。
 
  庄川地区でも東山見老人クラブの皆さんが周辺の除草をしてくださいました。
正面ゲート付近から敷地内はもちろん、なかなか行き届かない後ろ側まですっかり綺麗になりました。
心から感謝申し上げます!
 
 

☘️ケアポートの検証とめざすもの

 3つのケアポートが 2年間にわたり取り組んだ「日本財団サポート事業」の成果とこれからのチャレンジについて、地域のみなさんをお招きして報告会を開催しました!
 
これに先立ち、ケアポート事業に対する第三者による外部監査では100点満点中 90点、Aランクの評価をいだきました。
 やはり日野原先生の理念「尊厳」がキーワード!
そして地域とのつながり、ボランティアとのつながり、地域貢献などなど。
 
「ケアポート」とは ケアという大海原への船出にふさわしい港、ケアの先駆けとなるモデルの発信基地。
プロとしてのスキルアップはもちろん、人間愛が欠かせません。
 

 

日野原重明先生とケアポート 庄川

☘️日野原重明先生メモリアル☘️
 
日野原重明先生がご逝去されて1年余りになります。
 
  ケアポート庄川 (富山県)は先生が建設委員長を務められ 全国に先駆けた「全室個室」でのケア、その想いは「尊厳」という重い概念がベース。
 その人の意思でその人らしく生きる、希望を持って生きるようQOLを高める、最期は穏やかに迎えることができるように。と…
 
正面エントランスホールに日野原先生のパネル設置と数々の書籍を並べました。
 これからも先生のご功績を受け継ぎ、魂を込めたケアと地域つながりのある〝ケアポート ブランド〟をめざします‼️

🌿研修医・研修生の受け入れ🌿

ケアポート庄川では さまざまな研修生を受け入れていますが  先日は協力病院の南砺市民病院から医師、南砺福野高校生2人が研修に…
 
偶然、思わね光景に出会いました。
女性医師が笑顔で言葉を交わしながら食事介助をしている様子です。
 
診察とケアの指示ばかりでなく
「一人ひとりに寄り添ったケア」を学ぶ機会となったのでは…
高校生も同じです。
そう思うと温かい気持ちになりました!
 
きっと人の気持ちがよく分かる医師や介護スタッフとして成長されると確信しました!
 
 
 

願いを込めて✨✨✨

一人ひとりの願いごとを短冊に。

 

雄神健康教室の皆さんと七夕飾り。

 

短冊に書かれた思いを受け止め 寄り添う。

 

いつまでも その人らしく生きられる願いを込めて


 

 

 

ケアポート の〝顔〟

ケアポート庄川の顔である
正面 の “彩り花壇”☘️🌷🌼
 
今日も老人会のみなさんによる除草ボランティア💪💦
 
いつも『うるおい』を感じます🌿
いつも『ココロ』が癒されます💕
いつも『頭』が下がります🙇‍♂️

平成30年度第1回理事会を開催しました

本日 平成29年度事業報告及び収支決算についてを議題とし理事会を開催しました。

 

介護保険収入は デイサービス、デイケアともに前年を下回りました。この要因は在宅ケアにおけるサービスの多様化や在宅における介護の難しさ、家庭のご事情などから施設へのご希望が増えつつあることなどが影響しているのではないかと分析しています。

 

収支では20,000千円弱を30年度の財源に充てることができました。

すでに超高齢化社会に突入しており 様々な対応が必要であることから医療・介護における状況をよく見極め運営してまいりたいと思っています。

 

新規事業として、リハビリテーション機器4台の導入、長野県「ケアポートみまき」とのボランティア交流などを実施しました。また計画的に大規模修繕を行い安心・安全な施設管理に努めました。

 

理事の皆さんからは、大規模修繕の見通し、入所待機の状況、リハビリテーションの状況などについてのご質問がありました。

 

議案については慎重審議の上ご承認いただき、後日の評議員会へ提出することとしています。

 

 

 

スタッフもイベントに参加しています!

地域包括ケアシステムのカタチを作り上げていくには地域への積極的なアプローチはかかせません!

 

ケアポート庄川は「庄川観光祭」などの地域イベントにも参加しています。

 

今年は庄川音頭街流しのほか「花火大会」の清掃ボランティアとして多くのスタッフが参加してくれました。

 

施設長として杉本先生が着任されました。

4月1日付でケアポート庄川施設長(庄川福祉会理事)として 前市立砺波総合病院院長の杉本立甫先生が着任されました。

 

初日は早速幹部スタッフにごあいさつをされ抱負を述べられました。

 

先生は長年にわたり砺波総合病院に勤務され、医療に関する手腕はもちろんのこと、地域の方々から厚い信頼があり、スタッフ全員と力を合わせこの地域にふさわしい地域包括ケアシステムを作り上げていきたいと思います。

在宅医療・介護・福祉まるごと相談会

団塊の世代が75歳になるいわゆる2025年問題。そして2042年では高齢者人口がピークを迎える。

 

砺波市法人会(庄川福祉会など9法人)、市、医師会共催による「まるごと相談会」が開かれました。


相談会に先立ち、ものがたり診療所の佐藤伸彦先生が「地域包括ケアと在宅医療」と題し講演されました。

「住み慣れた自宅で最後まで安心して暮らせるには」と 訪問診療の意義を熱く語られました。
そして
「どこにいても、どんな暮らしの中においても、どこに行って何を相談していいのかさえ分からない。今もそうだがますます増えてくるかもしれない。
縦割りを無くし、まずは気軽に相談できるカタチを早急に整えなければならない」と強調されました。

 

高齢者を取り巻く課題はいろいろありますが
佐藤先生の言われるように
〝 人のつながり〟〝その人らしい物語〟をつくっていかなければならない!と今日も感じました。

スタッフ研修会で共有

ケアポート 庄川スタッフを対象に 市地域包括支援センターによる認知症サポーター養成講座が開催されました。

この機会に私から、ケアポート 庄川の建設・運営に携わっていただいた日野原重明先生の〝尊厳と自立〟〝地域とのつながり〟について改めてスタッフと共有しました。

また自分自身が参加した研修報告として、サービスつき高齢者住宅、特別養護老人ホーム、在宅医療事業所、訪問看護ステーション、認知症カフェ、みんなの保健室など、全国から注目されている方々の取り組みを紹介しました。
スタッフには幅広い知識とQOL・生活の質ということが求められていることをこれからも伝えていきます。

ご紹介 ありがとうございます

東京にお住まいの方が私のフェイスブックに投稿してくださいました。
その方は日野原重明先生についていろいろご存知で、多方面にわたりご活躍されています。
先生が立ち上げられた「新老人の会」にも積極的に活動されています。

 

投稿の一部を抜粋させていただきますと、
「ケアポート庄川は日野原重明先生の〝夢〟そのもの。‥これからも引き継いでいきたいですね。」
とコメントされ、多大な評価をいただいています。


本当にありがとうございます!


先生のご意思を継承していくために、この施設に「日野原重明コーナー」を設け、写真を始め、功績、書籍などをそろえていきたいと考えています。

笑顔で生きる。


 ご存知のように誰でも認知症になる可能性がある中で、「認知症という病気」を理解したうえで、自分だったらどう生き抜くかを考えることが大切だと言われています。

 

 やはり本人が語られるのは説得力がある。
 「笑顔で生きる」丹野智文さんと認知症の方々に就労の場を提供されている前田隆行さんの講演会に出かけました。

 丹野さんは若年性アルツハイマー型認知症と診断された方です。

 

 私は今まで認知症について専門職の講義やメディアなどである程度理解はしていましたが、深く入り込んで来るのはやはり丹野さんが自分の言葉で語られた情熱だった。
 「薬も必要だが周りの環境、ひとと人のつながりが笑顔にさせてくれた▶️出会った人はすべてパートナーだ」。そして「失敗を恐れず自立、自己決定による〝自分らしさ〟の生活ができているかだ。守られるのではなく乗り越えるのだ」と力説され、胸が熱くなりました。
 「たとえ認知症になっても大丈夫だ、みんなで支え合う社会をつくろう」と丹野さんが言われた言葉はどんなに心強いことか!


 前田さんは、ジブンゴトとして「認知症でも再び社会の一員として役に立ちたい」という利用者さんの想いを反映させ、社会や地域へ繋ぐハブ機能を持った次世代型のディサービスを運営されている。
 認知症の方々の就労の場を作り、皆さんは活き活きと活動されている。
「大切なのは〝場〟であり、本当に行きたい場所なのかどうかが重要だ」

 お二人の話からこの地域でも認知症に対する手立てが必要だと痛感しました。

超高齢社会をどう生きるか

  先日、施設、在宅を問わず、「人としてどう生きて、どう死ぬか」正面から話し合う市民講座に参加しました。

  以下その内容と感想を述べてみたいと思います。

 

「馴染みの場所で生活者のまま老衰死」というのが基本的な考え方だとおっしゃるサービス付き高齢者住宅経営の方のコメント。
 この方は千葉県などで具体的に実践されている。今までにない〝理想形〟の一つでとても驚いた。

 


  東京で在宅医療に積極的に取り組まれているある医師は「人生には殆どの方は療養の期間が存在するが、病気や障害になっても最期まで健康な生活・健康な人生を送ることができる」と定義。ALSで人工呼吸器をつけた方が会社経営をしている事例の紹介された。
 そして高齢になると疾病構造の変化により、薬を減らしたほうがいいケースや、入院による環境変化のストレスと機能低下のリスクがある。もとより健康寿命がターゲットだが怖いのは病気より衰弱で、栄養が何よりだとデータでの説得力あると説明された。

 

 看取りに関してはどこで治療を「卒業」するか、医療により「生活が改善するか」「本人・家族」はどう思っているか。

 

 そこで医療より大事なものがあると。それは「家族、友達、地域」だ。さらに〝スーパードクター〟より〝となりのおばちゃん〟コミュニケーションで「安心して暮らせる地域を自分たちでつくろう」とも訴えられた。

 

  大阪大学に地域包括ケア学・老年看護学研究室なるものがあります。詳しくは知りませんが、われわれにとってとても重要な研究をされていると思っています。

 

パネルディスカッションでは阪大の先生は誰にでもなれる遠隔操作型アンドロイドである「テレロイド」や抱っこしてお話する「ハグビー」を紹介された。癒しのための〝ロボット〟などAI(人工知能)の進化はすごい。

 

 訪問看護に従事されている看護師さんは、認知症の一人暮らしの方が翌朝亡くなられたがその人らしい生活だっので不幸とは思わない。

 特養の施設長さんは美味しい食事が最も基本だ。

 などなど貴重なご意見を伺い、まさに〝希望ある終末期のためのヒント〟をいただいた。

 

  登壇者に「みんなどういう死に方をしたいですか?」との質問も。

 

「生きる、死ぬ」は人生のストーリー。その置かれた境遇の中でどう過ごしたいか、その人らしく生きることをどう支援するかをみんなで考えることで〝納得できる人生〟を送ることこそ、日野原先生の理念とつながると確信した。

本年もよろしくお願いいたします🎍


 新年明けましておめでとうございます。

 昨年は、ご利用者さまはじめ、関係のみなさまに格別のご理解、ご協力をいただき誠にありがとうございました。

 日野原重明先生が立ち上げられたケアポート 庄川は〝尊厳=その人らしいケア〟を経営理念として各事業所とも日々努力を重ねております。
 おかげさまで利用者さまに納得のいくケアができているものと受け止めております。


 本年も地域のみなさまに信頼されるケアポート 庄川であるべく  スタッフ一同一層努力して参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

自立支援と超高齢化社会を考える☘️

  〝在宅医療カレッジ特別企画2017〟(東京国際フォーラム)に参加しました。

 

〝自立支援〟については いろいろな〝概念〟があり

「自己決定」=「どう生きるか、どう最期を迎えるかを自らの意思で考えてもらえるよう支援すること」を重要な要素として捉えていたが、今回、よりグローバルな視点で考えることができました。

 

 

  まず、内閣府の唐澤地方創生総括菅のお話は自分の住む地域に関わる喫緊の課題でもあり、刺激的だった。
・地域 →人のつながりがあること
・物語 →ひとり一人に寄り添う、その人らしい〝物語〟を尊重する
・包括 →生活者の視点で一体的に提供するなど
そして「ごちゃまぜ」の時代が21世紀だ とのお話。

私たち地方に暮らすものにとって地域包括ケアの横軸としての「生活支援とまちづくり・地方創生・地域経済の活性化+地域生活の確保+地域文化の振興」こそ〝住み慣れたまちで暮らし続けたい〟という想いに合致する!

 

 

  ジャーナリストの浅川澄一さんは、ADL(日常生活に必要な動作をどれほど行えるか)や医療モデルからQOL(人間らしい満足した生活が送れているか)・生活モデルへの視点が大切だとのこと。

 

 

 

 

 

 

  地域のセーフティネットとして具体的に取り組まれている事例として「町田市つながりの開」=DAYS BLGの前田隆行さんは、その人の〝想い〟と社会・地域・企業をつなぐ〝ハブ機能〟として運営されており 認知症の方々の就労の場を設け「やるかやらないか」の意思決定ができる「場」をつくっている。

 

 


  大阪市「よどきり医療と介護のまちづくり」の三輪恭子さんは「ADLを重視するあまり〝こころの自立への懸念〟とのご指摘もあり、ここはとても大事。「病院ではなく〝暮らし〟のなかで‥」という「よどまちステーション」が地域の支えとなっている。
お二方とも〝まちづくり〟のお手本だ!

 

 

これから迎える超高齢化社会における課題と取り組みについてとてもいい刺激を受けました!   

 

 

 

社会貢献を考える🌷

 〝社会貢献〟という漠然とした概念を具体的に考えたいと思い、そのネーミングに惹かれて大阪市住吉大社近くの「グルメ杵屋 社会貢献の家」を訪ねた。

 

 

 ここは 主に 特別養護老人ホームやデイサービスの運営をされているが、なぜグルメと介護がつながるの か 。 

 原点は先代の創業者にあった。自分が外食産業をやっていけるのは地域の方々のおかげであり、やがて誰もが〝高齢〟という避けて通れない過程において「誰でも受け入れる施設をつくりたい」いうのが始まりであった。

 

 「グルメ杵屋」という名の通り「食」への挑戦は凄まじい!
 例えば昼食では厳選された食材を使いながら利用者さんの状態に応じて手の込んだ5種類のメニューが用意されており、盛り付けや気の利いた器へのこだわりもすごい。「美」「心」「極」などのネーミングが心をつかむ。

 

  利用者さんは心和むエプロンをつけ〝マイ食器〟で食事を楽しむ。もっとも大切な〝食への魂〟 が込められている。

 

 そればかりではない。大阪大学と連携した睡眠の深さを反映させたケア、排泄、看取りマネジメントなどなど。
 そして極めつきは「高齢者の尊厳保持・自立(律)支援という地域包括ケアシステムが十分機能するには」という大きな〝社会目標〟に向かってスタッフが勉強会を開き力強く動いており着実に地域における〝カタチ〟をつくりかけている。
 スタッフが自分のセクションだけでなくトータルであるべき姿を考えていくことこそ社会貢献につながるという熱い思いが伝わる。

 さらにはボランティアなど地域住民を巻き込んだ〝地域づくり〟につなげているのはお見事というほかない。


〝いいまちづくり〟が徐々に出来上がりつつある。

 

 我々も 制度ばかりにとらわれず、「みんなを幸せにする工夫」を考えていけばその向こうに「社会貢献」の姿が見えて来るのではと思った。

Profile

日々感じたことを、書き綴っていきます。

Entry
Calender
2019年6月
« 5月  
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930